オメガの原点は1848年、ルイブランがラ・ショー＝ド＝フォンにて懐中時計の組み立てを行った事から始まる。

その後1880年には、現在本社のあるビエンヌに工場を設立、本格時計メーカーへと転換を図る。

1894年には「究極」という意味の高性能ムーヴメントを発表、ギリシア語のアルファベットの最後の文字となる「Ω（Omega)」と名付けられた。1903年にはその名前から社名を「オメガ」に変更。

​

オメガの歴史の中で有名な時計といえば、1969年にアポロ計画にて人類が始めて月に降り立った時に、宇宙飛行士がオメガ社のスピードマスター・プロフェッショナルを身につけていたことだろう。

NASAの厳重なテストに唯一合格したスピードマスターは、その高い技術力と圧倒的なコストパフォーマンスで人気を得て、現在も「ムーンウォッチ」の愛称で多くのファンを魅了している。